PRECUT / 高精度プレカット部材

地震に強く、建物の強度を高める
高精度プレカット部材を採用

構造軸組み部材(柱・梁)には、強度の安定性(バラツキの無さ)に優れ、ゆがみやねじれに強く、さらに1本1本強度計算された"含水率18%以下"の高乾燥木材(KD材)※1と構造用集成材(EW材)※2を採用しています。この高精度・高耐久なプレカット部材を使用することで、建物自体の強度を高め、安心な暮らしを実現しています。

木の強さと耐久性を左右する含水率。

木材は含水率が高くなるほど、強度が低下する特性があります。また、含水率が高いと木を腐らせる腐朽菌も繁殖。プランニングビルドで使用する乾燥材(KD材)は、この含水率を18%以下に徹底することで、材料から木の強さと耐久性を向上させています。

木材の強度と含水率の関係

乾燥材(KD材)のメリット

  • 材木の収縮を最小限に抑える

    優れた乾燥技術で、材木の狂いや歪みを防ぎ、家の狂いを少なくします。

  • 強度UP

    強度が増し、重量が軽くなるため、加工性が向上します。

  • しっかりした構造の家

    保温性が良くなり、高気密・高断熱住宅に最適です。

集成材(EW材集)のメリット

  • 品質の安定

    木材寸法にばらつきがなくなり、品質が安定しています。

  • 強度性能

    強度を計算して製造しているため、性能をを測定された木材を選べます。

  • 変形しにくい

    長期間使っても、木材が変形しにくい。

※1 「乾燥材(KD材)」とは
「KD」とは「Kline Dry」の略で、乾燥釜を用いて人工的に乾燥させた木材のことを「KD材」とよんでいます。

※2 「集成材(EW材)」とは
「EW」とは簡単にいえば、ある程度の厚みがある板を、接着剤で貼り合わせた木質建材のことです。貼り合わせる板は含水率が18%以下に乾燥させたものを使用しているため、木材特有の収縮が最小限に抑えられています。そのため寸法の狂いが生じにくくなっています。